2008年9月2日火曜日

野鳥と遊ぶ[補]:ベビー・ダックを捕まえる


 ● 裏庭にきた迷子のベビーダック


 野鳥と遊ぶ[補]:ベビー・ダックを捕まえる
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 我が家では失敗しましたが、数軒先の家の空き地ではプラバーのヒヨコが孵ったそうです。
 2羽でまだ親が抱えているので3羽になるかもしれません。

 裏庭に迷子のベビーダックがやってきました。
 これは面白いと、追い掛け回しました。
 ところが実にすばっしっこい。
 ひょこひょこヒヨコヒヨコと逃げる。
 なかなか一筋縄ではいかない。
 あっちだこっちだとしばらく捕獲ゲームを楽しみました。
 そして
なんとか、ひっとらえました。


 20枚ほどの写真を撮りましたが、左手でもって右手でカメラのシャッターをきるため、すべてといっていいほどブレてしまいました。
 やたらと、我が手の中で動きまわるので、写真を撮ってすぐに逃がしてやりました。

 次は風呂に水を張って、泳ぐところを撮ってみたいと思っていますが、はたしてチャンスに恵まれるでしょうか。


 そのブレブレの写真をどうぞ。
 指が写ってしまっているのが難点ですが。




 ● 可愛いベビーダック





 ● 手の大きさと比べてみる


 クチバシの先がまだ赤黄色ですね。
 まだ固まっていないのでしょう。
















 ● ベビーダック


 このヒヨコ、ウッド・ダックのヒヨコか、ブラック・ダック(カルガモ)のヒヨコかちょっと分かりませんでした。
 というのは隈取のあるところをみるとブラック・ダックのように見えるし、クチバシの尖っているところみるとウッド・ダックのように見えます。
 クチバシの先端が赤黄色ということは、親になるにつれてこの部分が扁平になる可能性もあるということになります。

 ウッド・ダックの子どもに隈取はあるのだろうか調べてみました。
 というは、ウッド・ダックについては、車の中から写真を撮るだけで、ブラック・ダックのように目の前で見ることがなかったのです。

 ウッド・ダックのヒヨコの写真と、ブラック・ダックのヒヨコの写真を並べて下に載せてみます。

 まちがいなくウッド・ダックのヒヨコにも隈取があります。
 それも目と口元からの2本あります。
 これに対してブラック・ダックのヒヨコは目の1本だけで、もう一つは線ではなく隈取の先の下に面積としてあります。
 また、腹と腰辺りと、白い羽根が生えています。
 裏庭で撮ったトップの写真でも確認できます。

 これにより間違いなく「ウッド・ダックのヒヨコ」ということが分かりました。


★ OzAnimal Australian Wood Duck
http://www.ozanimals.com/image/albums/australia/Bird/200610210018b.jpg

 ● メスのウッド・ダックとベビーダック:[OzAnimal]より




★ TrekNature | Pacific Black Duck Photo
http://www.treknature.com/gallery/Oceania/Australia/photo80396.htm

 ● ブラック・ダックのツガイとベビーダック:[TrekNature]より



 本稿で述べておきましたが、ウッド・ダックは俗称「子捨て鳥」なのです。
 やってきたヒヨコは迷子のヒヨコか、それとも捨てられたヒヨコか。
 もし迷子なら、なぜ迷子になったのか。
 ここは幹線道路に面してはいないし、昼間はとなりのシャムネコも自制している。
 シャムネコが動いたら、とても生きてはいないだろう。
 ならば、どうして迷子になったのだろうか。

 親は何かの気配を感じてさっさと逃げ飛んでいき、ヒヨコは捨てられた、というのがもっともありうるシュチエーションになる。
 果たして親元に帰れただろうか。
 というより、親は戻ってくるだろうか。
 帰れなければ、ヒヨコ一羽で生きていかねばならない。
 それは可能だろうか。

 なを、ベビーダックについては本稿にビデオがありますので、参考にしてください。




【〇〇 追 〇〇】
 ウッド・ダックのファミリーが姿を現しました。
 ということは、迷子のベビーダックは親元に帰れた、ということになるようです。
 ベビーダックは6羽です。
 迷子のベビーダックを捕まえたのは9月2日、今日は5日ですから3日目になります。
 ちょっと遠いですが、写真を載せておきます。
 望遠つきならいとも簡単に撮影できるのですが、手持ちのデジカメでは難しい。
 でももし、いい写真が撮れるようなら、補稿でまとめて公開します。


● やってきたウッド・ダックのファミリー
  ベビーダックは6羽います。  


 
● ウッド・ダックのファミリー[2008/10/05]
 久しぶりにやってきたのですが、写真が悪い。
 右の6羽がヒヨコはひじょうに大きくなっていました。
 左の2羽は親鳥。
 ということは、となりのネコに食われなかった、ということになる。
 そういえば、あの憎らしい猫の姿をみかけなくなったが。
 かわって小犬がキャンキャン鳴いている。
 

● ウッド・ダックのファミリー[2008/10/05]
 そしてジャブンと川へ。奥の6羽がヒヨコ、手前が親鳥。
 さらに手前に親鳥がもう一羽いるのですが、写っていません。 



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