2008年12月22日月曜日
野鳥と遊ぶ[追]:ベビー・プラバーのお通りだ!
● 6羽のプラバー・ファミリー
ベビー・プラバーのお通りだ!
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住宅地の道にカラスが2羽いた。
上り坂だったのでアクセルをふかし気味であった。
カラスは俊敏である。
鳩はのろまでドンとぶつかることはあるが、カラスは見事に消える。
意識してもカラスを轢くことはできない。
それだけ注意力が高いとということであろう。
ということは、嫌われ度合いが高く、鋭い逃げ足をもっていることでもある。
このカラス、珍しくギリギリまで道路にいる。
車の直前でパッと飛んだ。
なんと横へ飛べばいいものを、車の進行方向へ飛んだ。
道は上り坂、高さがとれない。
ドン。
普通なら飛んでいる鳥はフロントガラスにぶつかる。
なのにこのガラス、フロントのラジエターグリルにぶちあたった。
なんという「馬鹿ガラス」
カラスの中にも、こんなドジもいるということか。
車がカラスに当たったのははじめてのこと。
ひき殺したかな、と思ってミラーを見たらぶち当たった後で飛んで逃げた。
あの衝撃だと、人間なら足の1本も折れているはずである。
飛翔している分、衝撃がやわらかいのだろうか。
そういえば最近、道で轢かれた鳥の死体を見ることが多い。
夏場で鳥も散漫になっているのか、それとも増えすぎているのか。
● ベビー・プラバーのお通り
その帰りのこと。
同じ住宅地の道で、今度はプラバーが道に止まり、腰を落とし、我が車に対して攻撃態勢に入っている。
「ナヌ?」
プラバーの威嚇はすさまじいが、自動車に向かってくるというのははじめてのこと。
カラスはひき殺しても良心に痛みを感じないが、プラバーは同じように嫌われ鳥でもちょっと心がとがめる。
車を止めた。
● 拡大:ベビー・プラバーのお通り
とすると、歩道からプラバーのヒヨコが現れ、ちょこちょこと道路を横断しはじめた。
ウッドダックのお散歩で、ファミリーが一列縦隊で道を横切るのは幾度となく見ています。
でも、3羽のべビー・プラバーが順番を守って一羽づつ間隔を置いて道路を横断するのを見たのは今度がはじめて。
● カワイイ
もちろん道を横切るベビー・プラバーは幾度も見ていますが、親鳥が捨て身で車を止め、ヒヨコを通すとは思いもしなかった。
通常なら、車から降りて1匹くらいつかまえようかと思うところだが、今回はその気にはならず、もっていたデジカメで撮るのに夢中でした。
● 3羽目のヒヨコは道路中央にさしかかる。
向こうの歩道では親鳥が見ている。親鳥のそばに1羽います。
拡大してみましょう。
● 親鳥がヒヨコの横断を監視している。
● 2羽目のヒヨコ
● 3羽目のヒヨコ
つまり、一羽が横断したあと、私の車に出会ったため、親鳥が車の通行止め行動に移ったものと思われます。
● つづいて4羽目も横断し始める。
写真を拡大してみてください。
反対側の歩道に1羽、歩道近くの車道に1羽、車道の中央に1羽、そして車道の左よりに1羽の計4羽のヒヨコがいます。
1羽づつ見ていきましょう。
● 2羽目は歩道にたどりついている。
● 3羽目はもう少し。
● 4羽目はスタート開始。
● 4羽めも横断間近かになる。
● 2羽目は1羽目と合流。
● 3羽目は歩道に上がり、4羽目ももう少し。
● みな、歩道に上がりました。
● 4羽目も歩道に上がりました。
● 歩道に上がった、ベビー・プラバーたち。
帰ってきてパソコンに写してみる。
見ていると、なんだか変な世界に誘われたのではないかと、ちょっとおかしな気分になってしまった。
カラスといい、ベビー・プラバーといい、なにか今日はおかしい。
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