2008年12月22日月曜日
野鳥と遊ぶ[追]:ベビー・プラバーのお通りだ!
● 6羽のプラバー・ファミリー
ベビー・プラバーのお通りだ!
━━━━━━━━━━━━━━━
住宅地の道にカラスが2羽いた。
上り坂だったのでアクセルをふかし気味であった。
カラスは俊敏である。
鳩はのろまでドンとぶつかることはあるが、カラスは見事に消える。
意識してもカラスを轢くことはできない。
それだけ注意力が高いとということであろう。
ということは、嫌われ度合いが高く、鋭い逃げ足をもっていることでもある。
このカラス、珍しくギリギリまで道路にいる。
車の直前でパッと飛んだ。
なんと横へ飛べばいいものを、車の進行方向へ飛んだ。
道は上り坂、高さがとれない。
ドン。
普通なら飛んでいる鳥はフロントガラスにぶつかる。
なのにこのガラス、フロントのラジエターグリルにぶちあたった。
なんという「馬鹿ガラス」
カラスの中にも、こんなドジもいるということか。
車がカラスに当たったのははじめてのこと。
ひき殺したかな、と思ってミラーを見たらぶち当たった後で飛んで逃げた。
あの衝撃だと、人間なら足の1本も折れているはずである。
飛翔している分、衝撃がやわらかいのだろうか。
そういえば最近、道で轢かれた鳥の死体を見ることが多い。
夏場で鳥も散漫になっているのか、それとも増えすぎているのか。
● ベビー・プラバーのお通り
その帰りのこと。
同じ住宅地の道で、今度はプラバーが道に止まり、腰を落とし、我が車に対して攻撃態勢に入っている。
「ナヌ?」
プラバーの威嚇はすさまじいが、自動車に向かってくるというのははじめてのこと。
カラスはひき殺しても良心に痛みを感じないが、プラバーは同じように嫌われ鳥でもちょっと心がとがめる。
車を止めた。
● 拡大:ベビー・プラバーのお通り
とすると、歩道からプラバーのヒヨコが現れ、ちょこちょこと道路を横断しはじめた。
ウッドダックのお散歩で、ファミリーが一列縦隊で道を横切るのは幾度となく見ています。
でも、3羽のべビー・プラバーが順番を守って一羽づつ間隔を置いて道路を横断するのを見たのは今度がはじめて。
● カワイイ
もちろん道を横切るベビー・プラバーは幾度も見ていますが、親鳥が捨て身で車を止め、ヒヨコを通すとは思いもしなかった。
通常なら、車から降りて1匹くらいつかまえようかと思うところだが、今回はその気にはならず、もっていたデジカメで撮るのに夢中でした。
● 3羽目のヒヨコは道路中央にさしかかる。
向こうの歩道では親鳥が見ている。親鳥のそばに1羽います。
拡大してみましょう。
● 親鳥がヒヨコの横断を監視している。
● 2羽目のヒヨコ
● 3羽目のヒヨコ
つまり、一羽が横断したあと、私の車に出会ったため、親鳥が車の通行止め行動に移ったものと思われます。
● つづいて4羽目も横断し始める。
写真を拡大してみてください。
反対側の歩道に1羽、歩道近くの車道に1羽、車道の中央に1羽、そして車道の左よりに1羽の計4羽のヒヨコがいます。
1羽づつ見ていきましょう。
● 2羽目は歩道にたどりついている。
● 3羽目はもう少し。
● 4羽目はスタート開始。
● 4羽めも横断間近かになる。
● 2羽目は1羽目と合流。
● 3羽目は歩道に上がり、4羽目ももう少し。
● みな、歩道に上がりました。
● 4羽目も歩道に上がりました。
● 歩道に上がった、ベビー・プラバーたち。
帰ってきてパソコンに写してみる。
見ていると、なんだか変な世界に誘われたのではないかと、ちょっとおかしな気分になってしまった。
カラスといい、ベビー・プラバーといい、なにか今日はおかしい。
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2008年12月2日火曜日
野鳥と遊ぶ[追]:ウエルカム・スワロー
● ウエルカム・スワロー:[JCU]より
野鳥と遊ぶ[追]:ウエルカム・スワロー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近、小さな鳥の群れが家の前の歩道の電線に止まっている姿を見かける。
電線鳥の代表は鳩で、特にタテガミバトだか、これは空中でそのとさかがピシッツと決まっていてすがすがしい。
集団となるとマイナーかと思ったが、違う。
マイナーならすぐ分かる。
大きさは20cm以下で、それよりもっと小柄である。
マイナーは28cmと書かれている。
それにマイナーはもっとふっくらしている。
マイナーは高くは飛ばないが、この鳥、思ったよりもはるかに高く飛ぶ。
精悍にみえる。
● 電線に群れて止まっている鳥
● ほぼ真下から5倍望遠で
最近購入したコンパクトデジカメの精度を試してみる。
まず5倍光学望遠で撮ってみる。
ほとんど点景で、拡大しても「電線に鳥が」以上はまるで見えてこない。
これに3倍デジタルズームをつけてみる。
5倍と3倍で8倍になるのかと思っていたが、説明書を読んでみると、乗算されることになり「15倍ズーム」になるという。
すごい拡大率である。
しかし、15倍ズームでは、あまりに拡大率が大きく、手でシャッターを切るとなるとブレが発生する。
三脚でも据えて撮るべきであろうが、道具がない。
とりあえず、撮ってみる。
また、3倍ズームを使うと画面が劣化するという。
劣化とブレではいい画面は期待できないが。
● 15倍ズームで撮ってみると
15倍ズーム写真をパソコンで拡大してみる。
● パソコン画面で拡大する
画像は完全にボケている。
でもアウトラインだけはつかめる。
まず、羽は黒っぽく、胸羽は白、眼の周りがオレンジか赤。
これを手がかりに図鑑で調べてみる。
数回見てみたが、不成功であった。
あまりに鳥の数が多すぎる。
もう少し絞り込まないといけない。
何か手がかりはと考えてみた。
思い出したことがあった。
真下から撮った写真をみてください。
あの飛び方はツバメに似ている。
「swallow」の欄を集中的に見てみる。
見つけた。
「Welcome Swallow」
和名「オーストラリア・ツバメ」
生息域はノーザンテリトリーを除いたオーストラリアのほぼ全域である。
「Welcome」とは「ツバメさん、いらっしゃい」の意味だろうか。
「ようこそ、ツバメ」というのが俗称のようである。
ちなみにWikipediaの自動翻訳では「ようこそくん」と出てくる。
ウソのような本当の話。
『
★ ラミントン国立公園:Welcome Swallow - Lamington National Park
http://152.98.240.26/Documents/Birds/welcomeswallow.htm
─────────────────────────────────────
大きさは15センチです。
背中は玉虫色にキラキラするブルーブラックです。
喉から胸にかけては赤茶色で、腹部分は薄い灰色です
集団で鳴くときの形は、まるで甲高いホイッスルのようなペチャクチャといった感じのさえずりをします。
北部を除いて、ほとんどすべてのオーストラリアに生息しており、場所を問わずに見つかっている。
エサは昆虫で、小さな蚊から大きな蛾まで捕食している。
8月から12月にかけて子を産みます。
小型の半カップ形の巣を小枝と泥で作り、通常は樹洞や洞窟の壁に接続する場所に構築します。
移動鳥のためクイーンズランドでは冬の期間はその数が増えます。
すばやくそして急降下する飛び方に特徴があります。
』
● ウエルカム・スワロー:[Wikipedia]より
写真は下記のサイトで。
『
★ Welcome Swallow
http://www.mdahlem.net/birds/25/welcomsw.php
★ Middle Path wildlife - Feeding Welcome Swallow Chicks - Hirundo ...
http://middlepath.com.au/about/birds_swallows_feeding.php
』
日本語サイトから援用させていただきます。
『
★ オーストラリアツバメ
http://www.chiemomo.com/BIRD/FGCNS/Bird/file_bird/Welcome%20Swallow.html
────────────
全長:15 cm
行動も姿も日本のツバメによく似ている。
ケアンズでは時期によって移動しているものもあるが,一年中観察される。
ツバメと異なり成鳥でも胸に黒い帯がない。
さまざまな環境に生息するが水辺に多く,エスプラネードの木道近くを十数羽の小さな群れで飛んでいるのをよく見る。
リュウキュウツバメにも似ているが、尾が長い。
』
ここで出てくる「リュウキュウツバメ」をみてみる。
まずはWikipediaより。
『
和名 リュウキュウツバメ
英名 Pacific swallow
─────────────────
インド、インドネシア、カンボジア、ソロモン諸島、トンガ、台湾、日本、バヌアツ、パプアニューギニア、フィジー、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマーに分布する。
日本では南西諸島に周年生息する(留鳥)。
全長13cm。
背面は青味がかった黒。
腹面は薄褐色。
尾羽は短く、尾羽の下(下尾筒)に鱗状の斑紋がある。
額と咽頭部はオレンジ色。
市街地や農耕地等に生息する。
食性は動物食で、主に昆虫類を食べる。
飛行しながら口を大きく開けて獲物を捕食する。
繁殖は崖や民家の軒下、橋桁等に土と枯れ草で固めたお椀状の巣を作り1回に2-5個の卵を産む。
民家の軒下に巣を作るため身近な動物だと思われる。
』
サイトから。
『
リュウキュウツバメ
http://bird-muromi.sakura.ne.jp/zukan/japan/ryukyutsubame.html
────────────────────────────────
■どんな鳥
ツバメより尾が短く奄美以南に分布するツバメ類。
雌雄同色。頭から背、翼、尾は青色光沢のある黒で、額と喉から上胸が赤褐色。ツバメに似るが胸の黒い帯がなく、下胸から下は灰褐色。下尾筒黒褐色で淡褐色の羽縁があり鱗模様に見える。尾は浅い凹尾。
橋桁や人家の軒先き等に集団でツバメによく似た巣を作る。
「ピチィクチュッ、ジュリリリ…」などツバメによく似た鳴き声だが、少しかん高い。
日本の図鑑及び「鳥類目録改訂第6版」ではオーストラリアに分布するとしており、オーストラリアに分布するオーストラリアツバメ(Welcome Swallow)と同種としてようだが、オーストラリアの図鑑類では別種(H.neoxena)として扱っているいるようだ。
■分布及び観察できる時期
インド南部、東南アジア、フィリピン、ニューギニア、オーストラリアに分布。日本では奄美大島以南に留鳥として分布。
■福岡で観察できる場所及び時期
福岡での記録はないと思われる。
』
ビデオは下記で。
『
★ Welcome Swallow
http://au.youtube.com/watch?v=CAnwgSdls-8
★ Hirundo neoxena - Welcome Swallow
http://ibc.hbw.com/ibc/phtml/especie.phtml?idEspecie=5363
』
図鑑は「Australian Birds :4th edition 1996:National Book Distributors and Publishers」で、この解説を見てみます。
『
身近な愛らしい鳥です。
東オーストラリアの地元ではひじょうに「welcome」な鳥となっています。
冬になると子どもを産み、越冬するために北へ移動します。
毎年同じカップルでゆるやかなカーブを持つ泥の巣を上手に作ります。
秋には、冬の移動を控えて電線に並んだ集団のさえずる声を聞くことができます。
なを、西オーストラリアでは移動はせずに、多くが定着しています。
Welcome Swallowの生息地域地図
』
「Wikipedia」は下記になります。
日本語モードで「Welcome Swallow」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。
『
★ Welcome_Swallow - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Welcome_Swallow
』
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2008年11月30日日曜日
野鳥と遊ぶ[追]:ホワイト-フェースド・ヘロン
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● ホワイト-フェースド・ヘロン
野鳥と遊ぶ[追]:ホワイト-フェースド・ヘロン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
水鳥だが、ときたまランドを徘徊する大きな鳥がいる。
「White-Faced Heron: ホワイトフェースド・ヘロン]
和名はそのまま訳して「顔白さぎ:カオジロサギ」
体全体が灰色で顔のみが白いので、この名前がぴったっりする。
白系統が目につくサギの中で、この灰色はドッキリするほどに美しい。
いわゆる「いぶし銀」の輝きとでも言おうか。
見ていて楽しめる。
● 隣地との境界フェンスに止まったホワイト-フェースド・ヘロン
一見、動作がゆっくり。
同じところに長くいて、同一の姿勢を保ち続ける。
よって、シャッターを切り続けると同じポーズが何枚も溜まってしまう。
比べてみると、十秒後に撮ったのと前のとが、そっくりそのままのポーズ。
● まるで同じポーズ
今回はいい具合に隣地との境界フェンスに止まってくれた。
もちろん警戒心は強いので、近寄るとすぐに逃げてしまう。
やはり、望遠でないと撮れない鳥でもある。
遠くからバチバチと。
この美しい鳥を急襲するダサい鳥がいる。
マグパイである。
ヘロンの嘴と飛行力では、陸鳥のマグパイには勝てない。
追い出されるだけである。
大きな体を揺すって、それより小さなマグパイに追われる姿は、マグパイが好みでないだけにかわいそうに思えてくる。
マグパイはテリトリーをもっているのであろう、どうも、自分より弱い侵入者には強気でかかっていくように思える。
● ホワイト-フェースド・ヘロン
サイトをみてみます。
このサイトは面白い、といったら怒られてしまいますが。
『
★ 庭にくる鳥 - Birds in Australia
White-faced Heron (カオジロサギ)
体長:65-70cm
分布:オーストラリア全土
オーストラリアで最もよく見られるサギで灰色の体に白い顔、黄色い足が特徴。
池の金魚を狙って何度かうちの庭にも来ました。
サギってやっぱり「サギ」っていうだけあって賢い!
防御の甲斐なく金魚は一時絶滅状態に・・・
(池と金魚のページにて報告)。
★ 池と金魚のページ 追記(2003年)
http://ozgarden.fc2web.com/Pond.html#Heron
結局金魚は2年目に180匹にはなりませんでした。
その年の秋になんとサギがうちの金魚を狙ってやってきたのです。
朝にパティオで体操していた私の相棒が、大きなサギがいきなり家の屋根から池めがけて飛び込んできたのを目撃。
相棒に気がついてあわてて空中Uターンして去っていったサギですがそれから幾度となく庭の金魚を狙っていたんですね。
池に糸を張り巡らして、冬になって金魚も池の底でおとなしくしているのだろうと安心していたのも束の間、ある冬の日、大きな金魚のうろこが池まわりの岩に散乱しているのを発見。
あわてて池をチェックしてみたら白い親金魚一匹とまだフナ色の赤ちゃん金魚が2、3匹しか残っていなかったのです。
地団駄踏みました。
それからはバードネットを張り巡らしサギの再来もなく、金魚の数は翌年10匹、2年後にやっと40匹まで回復しました。
自然というものは本当にちゃんとバランスが取れるように出来ているんだな~。
』
つまり、このサギ、人家のものをも狙ってやってくるということですね。
だから、川べりでなく、庭でも撮影可能であり、マグパイに追いかけられるというこになるわけです。
もしかしたら、カルガモと同じく、ガッツキ鳥でいやしいのかもしれない。
『
★ 私の見た自然 ニュージーランドの鳥 26 顔の白い背高美人
http://photozoo.exblog.jp/654213/
海岸の干潟で一羽の鷺が抜き足差し足で餌を探していました。
身体の色は灰色なのですが顔だけ白い色をしていました。
その名前も「顔の白い鷺」 White-faced Heron です。
またの名を「青鶴」Blue Craneと呼ばれています。
日本のアオサギに似ていますが、それよりわずかに小さいようです。
体長は65cmくらいでしょうか。
この鷺はオーストラリアでもいたるところで見受けました。
シドニー、ケアンズ、タスマニア、パース、海岸だけでなく内陸でも水のあるところは何処にでもいるようです。
農業用の貯水池のあるところで良く見かけます。
飛翔力が強いのでしょうか、そうだとすればニュージーランドとオーストラリアの間も行き来するかもしれません。
』
● ホワイト-フェースド・ヘロン
このサギのビデオを見ていると、羽の美しさに見合うだけの清潔感が感じられない。
あの細い足で、泥沼のような中を歩き、その足にはドロがこびりついている。
文句をいってもしかたがないことがだ、ちょっともったいないような気がしないでもない。
カルガモは何しろエサ皿で足を洗うから。
『
★ ビデオ:White-faced Heron (Egretta novaehollandiae)
http://video.google.com/videoplay?docid=-6967676010764012329
』
「Wikipedia」は下記になります。
日本語モードで「White-faced Heron」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。
『
★ 「White-faced Heron」- Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/White-faceed_Heron
』
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● ホワイト-フェースド・ヘロン
野鳥と遊ぶ[追]:ホワイト-フェースド・ヘロン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
水鳥だが、ときたまランドを徘徊する大きな鳥がいる。
「White-Faced Heron: ホワイトフェースド・ヘロン]
和名はそのまま訳して「顔白さぎ:カオジロサギ」
体全体が灰色で顔のみが白いので、この名前がぴったっりする。
白系統が目につくサギの中で、この灰色はドッキリするほどに美しい。
いわゆる「いぶし銀」の輝きとでも言おうか。
見ていて楽しめる。
● 隣地との境界フェンスに止まったホワイト-フェースド・ヘロン
一見、動作がゆっくり。
同じところに長くいて、同一の姿勢を保ち続ける。
よって、シャッターを切り続けると同じポーズが何枚も溜まってしまう。
比べてみると、十秒後に撮ったのと前のとが、そっくりそのままのポーズ。
● まるで同じポーズ
今回はいい具合に隣地との境界フェンスに止まってくれた。
もちろん警戒心は強いので、近寄るとすぐに逃げてしまう。
やはり、望遠でないと撮れない鳥でもある。
遠くからバチバチと。
この美しい鳥を急襲するダサい鳥がいる。
マグパイである。
ヘロンの嘴と飛行力では、陸鳥のマグパイには勝てない。
追い出されるだけである。
大きな体を揺すって、それより小さなマグパイに追われる姿は、マグパイが好みでないだけにかわいそうに思えてくる。
マグパイはテリトリーをもっているのであろう、どうも、自分より弱い侵入者には強気でかかっていくように思える。
● ホワイト-フェースド・ヘロン
サイトをみてみます。
このサイトは面白い、といったら怒られてしまいますが。
『
★ 庭にくる鳥 - Birds in Australia
White-faced Heron (カオジロサギ)
体長:65-70cm
分布:オーストラリア全土
オーストラリアで最もよく見られるサギで灰色の体に白い顔、黄色い足が特徴。
池の金魚を狙って何度かうちの庭にも来ました。
サギってやっぱり「サギ」っていうだけあって賢い!
防御の甲斐なく金魚は一時絶滅状態に・・・
(池と金魚のページにて報告)。
★ 池と金魚のページ 追記(2003年)
http://ozgarden.fc2web.com/Pond.html#Heron
結局金魚は2年目に180匹にはなりませんでした。
その年の秋になんとサギがうちの金魚を狙ってやってきたのです。
朝にパティオで体操していた私の相棒が、大きなサギがいきなり家の屋根から池めがけて飛び込んできたのを目撃。
相棒に気がついてあわてて空中Uターンして去っていったサギですがそれから幾度となく庭の金魚を狙っていたんですね。
池に糸を張り巡らして、冬になって金魚も池の底でおとなしくしているのだろうと安心していたのも束の間、ある冬の日、大きな金魚のうろこが池まわりの岩に散乱しているのを発見。
あわてて池をチェックしてみたら白い親金魚一匹とまだフナ色の赤ちゃん金魚が2、3匹しか残っていなかったのです。
地団駄踏みました。
それからはバードネットを張り巡らしサギの再来もなく、金魚の数は翌年10匹、2年後にやっと40匹まで回復しました。
自然というものは本当にちゃんとバランスが取れるように出来ているんだな~。
』
つまり、このサギ、人家のものをも狙ってやってくるということですね。
だから、川べりでなく、庭でも撮影可能であり、マグパイに追いかけられるというこになるわけです。
もしかしたら、カルガモと同じく、ガッツキ鳥でいやしいのかもしれない。
『
★ 私の見た自然 ニュージーランドの鳥 26 顔の白い背高美人
http://photozoo.exblog.jp/654213/
海岸の干潟で一羽の鷺が抜き足差し足で餌を探していました。
身体の色は灰色なのですが顔だけ白い色をしていました。
その名前も「顔の白い鷺」 White-faced Heron です。
またの名を「青鶴」Blue Craneと呼ばれています。
日本のアオサギに似ていますが、それよりわずかに小さいようです。
体長は65cmくらいでしょうか。
この鷺はオーストラリアでもいたるところで見受けました。
シドニー、ケアンズ、タスマニア、パース、海岸だけでなく内陸でも水のあるところは何処にでもいるようです。
農業用の貯水池のあるところで良く見かけます。
飛翔力が強いのでしょうか、そうだとすればニュージーランドとオーストラリアの間も行き来するかもしれません。
』
● ホワイト-フェースド・ヘロン
このサギのビデオを見ていると、羽の美しさに見合うだけの清潔感が感じられない。
あの細い足で、泥沼のような中を歩き、その足にはドロがこびりついている。
文句をいってもしかたがないことがだ、ちょっともったいないような気がしないでもない。
カルガモは何しろエサ皿で足を洗うから。
『
★ ビデオ:White-faced Heron (Egretta novaehollandiae)
http://video.google.com/videoplay?docid=-6967676010764012329
』
「Wikipedia」は下記になります。
日本語モードで「White-faced Heron」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。
『
★ 「White-faced Heron」- Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/White-faceed_Heron
』
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2008年11月28日金曜日
野鳥と遊ぶ[追]:パイド・カラウォン
● パイド・カラウオン
野鳥と遊ぶ[追]:パイド・カラウォン
━━━━━━━━━━━━━━━━
いつものようにマグパイがツガイでやってきた。
ウー、何か様子が違う。
雰囲気がこれまでのマグパイと合わない。
別のマグパイだろうか。
体が少し大きいようだ。
白黒のブチだが、白の度合いが少なく、黒が多い。
それに眼の周りが黄色い。
たしか、マグパイは赤だったはずだが。
カラスは白である。
カラスに似ているが、ブチで黄色目ではカラスではない。
何か別の鳥ののようだ。
デジカメに納めてみる。
図鑑でみたらすぐに分かった。
「Pied Currawong:パイド・カラウォン」
"Pied"は「マダラ」、"Currawong"はWikipediaで「フエガラス」とあった。
和名で「マダラ・フエガラス」という。
"pie"はマグパイのパイで「白黒マダラ」の意味。
"currawong"はカラスを"crow"と書くから「カラスもどき」と思ったが、そうではなく鳴き声からきているようである。
「限りなくカラスに近いマグパイ」といった感じである。
単に「Currawong:フエガラス」と呼ばれることもある。
図鑑によれば「Currawong」はオーストラリアにはそのほかに「Grey Currawong」と「Black Currawong」の2種がいて、あわせて3種類の Currawong が生息しているらしい。
サイトから。
『
★ shu(^^) Homepage, フエガラス ふえがらす (笛烏)
http://www.botanic.jp/animal/fuegar.htm
─────────────────────────
英名は Pied currawong。
オーストラリアの東部、クイーンズランド州北部からビクトリア州に分布しています。
森林地帯に生息し、体長は50センチほどになります。
全体に黒色で、尾の付け根や翼の先端にわずかに白色の羽根が生えます。
目は明るい黄色です。
小さな爬虫類や昆虫、果実などをおもな餌にしています。
樹木の枝に大きなカップ形の巣をつくります。
冬になると、大きな群れで行動し、市街地や公園などに現れます。
英名は、「カラウォン」と聞こえる鳴き声に由来します。
』
残念なことにまだ、鳴き声は聞いていない。
● パイド・カラウオン
ブルーフェースと一緒に写っている写真があります。
目つきがひじょうによく似ている。
クリックして比較してみてください。
● パイド・カラウオンとブルーフェース
「ひららちゃ」さんのフォト蔵から
『
★ 睨んでるし...(-_-;) 【Pied Currawong】(フエガラス) 44cm--51cm
フォト蔵「ひららちゃ」さんのページ
http://photozou.jp/photo/show/96350/5985245
』
いつも感心しているのだが「ひららちゃ」さんの写真は実にうまい。
さすがにフォト蔵に投稿できる内容をもっている。
「ひららちゃ」さんのフォト蔵は「鹿の子雀」で使わさせてもらっています。
「睨んでる」ブルーフェースと並べてみましょう。
どちらがこわそうですか。
「鳥相見」だとどうなるでしょうかね。
● にらんでいるブルーフェース
● にらみついででもう一つ、タテガミバト
● さらにもう一つ、ちょっと不気味なにらみ。
クリックして目と足に注目してください。
地球上に生存している鳥ではないように思えてきます。
まるでウルトラマンと対決するために、送りこまれた異星鳥のような感じがします。
もう一つサイトから。
『
★ ケアンズEye!
http://cairns.nu/home/2008/01/post_609.html
───────────────────────────────────────
オーストラリアとパプアニューギニアに固有のグループです。
うーん美しい。
黒、白、金の配色はレスポールカスタムのようにブラックビューティーという感じ(わからないって?)
フエガラスはオーストラリアの東側に分布。
他にも近い種類が幾つかある中で、フエガラスには飛んでいる時や写真のように下から見ると腰に太い白帯が入るのが特徴。
また、左右どちらかに少し傾いて飛ぶ傾向があると思う。
ヒピパミー国立公園にて。
地上から10m程度の高さにヒナがいた。
これでも限界までトリミングしてるんだけどわかりますか?
限界を超えて...もうちょっと拡大。
くちばしが黄色く印象が異なる。
ちょっと撮影には難しい角度でした。
』
ビデオは下。
『
★ Clive the Pied Currawong
http://au.youtube.com/watch?v=XtgkCItCJ6c
★ Pied Currawong
http://video.google.com/videoplay?docid=7687563628893301788
』
● パイド・カラウオン
相手がカラスに限りなく近いとなると、どうしても興味が薄れる。
そのせいであろうか、サイトは顔見せ程度の資料しか載っていない。
マグパイと比べて、見ていてはるかにつまらない鳥であることは確かである。
● パイド・カラウォン
「Wikipedia」は下記になります。
日本語モードで「Pied Currawong」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。
『
★ Pied Currawong - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Pied_Currawong
』
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