2008年11月28日金曜日
野鳥と遊ぶ[追]:パイド・カラウォン
● パイド・カラウオン
野鳥と遊ぶ[追]:パイド・カラウォン
━━━━━━━━━━━━━━━━
いつものようにマグパイがツガイでやってきた。
ウー、何か様子が違う。
雰囲気がこれまでのマグパイと合わない。
別のマグパイだろうか。
体が少し大きいようだ。
白黒のブチだが、白の度合いが少なく、黒が多い。
それに眼の周りが黄色い。
たしか、マグパイは赤だったはずだが。
カラスは白である。
カラスに似ているが、ブチで黄色目ではカラスではない。
何か別の鳥ののようだ。
デジカメに納めてみる。
図鑑でみたらすぐに分かった。
「Pied Currawong:パイド・カラウォン」
"Pied"は「マダラ」、"Currawong"はWikipediaで「フエガラス」とあった。
和名で「マダラ・フエガラス」という。
"pie"はマグパイのパイで「白黒マダラ」の意味。
"currawong"はカラスを"crow"と書くから「カラスもどき」と思ったが、そうではなく鳴き声からきているようである。
「限りなくカラスに近いマグパイ」といった感じである。
単に「Currawong:フエガラス」と呼ばれることもある。
図鑑によれば「Currawong」はオーストラリアにはそのほかに「Grey Currawong」と「Black Currawong」の2種がいて、あわせて3種類の Currawong が生息しているらしい。
サイトから。
『
★ shu(^^) Homepage, フエガラス ふえがらす (笛烏)
http://www.botanic.jp/animal/fuegar.htm
─────────────────────────
英名は Pied currawong。
オーストラリアの東部、クイーンズランド州北部からビクトリア州に分布しています。
森林地帯に生息し、体長は50センチほどになります。
全体に黒色で、尾の付け根や翼の先端にわずかに白色の羽根が生えます。
目は明るい黄色です。
小さな爬虫類や昆虫、果実などをおもな餌にしています。
樹木の枝に大きなカップ形の巣をつくります。
冬になると、大きな群れで行動し、市街地や公園などに現れます。
英名は、「カラウォン」と聞こえる鳴き声に由来します。
』
残念なことにまだ、鳴き声は聞いていない。
● パイド・カラウオン
ブルーフェースと一緒に写っている写真があります。
目つきがひじょうによく似ている。
クリックして比較してみてください。
● パイド・カラウオンとブルーフェース
「ひららちゃ」さんのフォト蔵から
『
★ 睨んでるし...(-_-;) 【Pied Currawong】(フエガラス) 44cm--51cm
フォト蔵「ひららちゃ」さんのページ
http://photozou.jp/photo/show/96350/5985245
』
いつも感心しているのだが「ひららちゃ」さんの写真は実にうまい。
さすがにフォト蔵に投稿できる内容をもっている。
「ひららちゃ」さんのフォト蔵は「鹿の子雀」で使わさせてもらっています。
「睨んでる」ブルーフェースと並べてみましょう。
どちらがこわそうですか。
「鳥相見」だとどうなるでしょうかね。
● にらんでいるブルーフェース
● にらみついででもう一つ、タテガミバト
● さらにもう一つ、ちょっと不気味なにらみ。
クリックして目と足に注目してください。
地球上に生存している鳥ではないように思えてきます。
まるでウルトラマンと対決するために、送りこまれた異星鳥のような感じがします。
もう一つサイトから。
『
★ ケアンズEye!
http://cairns.nu/home/2008/01/post_609.html
───────────────────────────────────────
オーストラリアとパプアニューギニアに固有のグループです。
うーん美しい。
黒、白、金の配色はレスポールカスタムのようにブラックビューティーという感じ(わからないって?)
フエガラスはオーストラリアの東側に分布。
他にも近い種類が幾つかある中で、フエガラスには飛んでいる時や写真のように下から見ると腰に太い白帯が入るのが特徴。
また、左右どちらかに少し傾いて飛ぶ傾向があると思う。
ヒピパミー国立公園にて。
地上から10m程度の高さにヒナがいた。
これでも限界までトリミングしてるんだけどわかりますか?
限界を超えて...もうちょっと拡大。
くちばしが黄色く印象が異なる。
ちょっと撮影には難しい角度でした。
』
ビデオは下。
『
★ Clive the Pied Currawong
http://au.youtube.com/watch?v=XtgkCItCJ6c
★ Pied Currawong
http://video.google.com/videoplay?docid=7687563628893301788
』
● パイド・カラウオン
相手がカラスに限りなく近いとなると、どうしても興味が薄れる。
そのせいであろうか、サイトは顔見せ程度の資料しか載っていない。
マグパイと比べて、見ていてはるかにつまらない鳥であることは確かである。
● パイド・カラウォン
「Wikipedia」は下記になります。
日本語モードで「Pied Currawong」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。
『
★ Pied Currawong - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Pied_Currawong
』
【Top Page】
_